ゲーム業界の新卒就活スケジュールは?

ゲーム業界の新卒就活スケジュールは?

ゲーム業界の新卒就活スケジュールは、一般的な企業と同じく大学3年生・修士1年生の夏ごろから動き始め、秋から冬にかけて企業研究やインターンシップ、大学4年生・修士2年生の春以降にエントリーと選考が進みます。

ただし、ゲーム会社は企業や職種によって募集時期が大きく異なります。特にゲームプランナー、ゲームプログラマー、デザイナーなどの職種では、早期選考や作品提出が行われることがあるため、志望企業の採用ページを早めに確認することが重要です。

ゲーム業界の新卒就活スケジュール

まずは、大学3年生・修士1年生から入社までの流れを確認しましょう。下表は一般的な目安であり、すべてのゲーム会社に当てはまるものではありません。

時期 主な活動 準備すること
大学3年生・修士1年生の4〜6月 業界研究、自己分析 ゲーム業界の職種や企業の違いを調べる
7〜9月 夏のインターンシップ、説明会 エントリーシート、履歴書、作品を準備する
10〜12月 秋冬インターンシップ、早期選考 企業ごとの志望理由や職種理解を深める
1〜2月 企業研究、選考準備 応募企業を絞り、面接や筆記試験の対策をする
3〜5月 本エントリー、書類選考、面接 エントリーシート提出、作品提出、面接を進める
6〜9月 最終選考、内々定 選考結果を確認し、必要に応じて追加応募する
10月以降 内定式、追加募集 未応募企業や追加募集の有無を確認する

採用活動の時期は、卒業年度、企業の方針、職種によって変わります。上の時期より早く選考を始める会社もあれば、夏以降も募集を続ける会社もあります。

大学3年生・修士1年生の春から夏にすること

この時期は、応募先を決める前にゲーム業界と職種への理解を深めます。ゲームが好きという気持ちだけでなく、どの仕事でゲーム制作に関わりたいのかを考えることが大切です。

ゲーム業界の職種を調べる

ゲーム会社には、ゲームプランナー、ゲームプログラマー、2D・3Dデザイナー、サウンド、マーケティング、営業、管理系職種などがあります。同じ会社でも職種ごとに選考内容や必要な準備が異なります。

  • 企画や仕様作成に関わりたい場合は、ゲームプランナー
  • ゲームの仕組みやシステムを作りたい場合は、ゲームプログラマー
  • キャラクター、背景、UIなどを制作したい場合は、デザイナー
  • ゲームの宣伝や販売戦略に関わりたい場合は、マーケティングや営業

職種名や仕事内容は会社によって異なるため、採用ページの募集要項で仕事内容と応募条件を確認してください。

企業の種類を比較する

ゲーム業界には、ゲームを企画・販売する会社、開発を請け負う会社、スマートフォン向けゲームを中心に扱う会社、家庭用ゲーム機向けタイトルを扱う会社などがあります。

企業を調べるときは、次の項目を同じ条件で比較すると、自分に合う会社を判断しやすくなります。

  • 主なゲーム機やプラットフォーム
  • 自社開発と受託開発の割合
  • 募集している職種
  • 新卒社員の仕事内容
  • 勤務地や勤務形態
  • 選考で必要な作品や課題

夏から冬のインターンシップは選考に影響する?

インターンシップに参加したからといって、必ず内定を得られるわけではありません。ただし、企業やプログラムによっては、参加者向けの説明会や早期選考が案内されることがあります。

ゲーム業界のインターンシップでは、会社説明だけでなく、ゲーム企画、プログラミング、デザイン制作、グループワークなどが行われる場合があります。参加前に、実施内容、対象職種、選考の有無、作品提出の要否を確認しましょう。

インターンシップに参加できなかった場合でも、就職活動が不利になると決まっているわけではありません。本選考に向けて、企業研究や作品制作、面接対策を進めることが重要です。

ゲーム業界の本選考はいつ始まる?

本選考の開始時期は会社によって異なりますが、大学3年生・修士1年生の冬から春にかけてエントリーを受け付ける企業が多い傾向です。一方で、早期選考を実施する企業では、秋から冬に選考が始まることもあります。

一般的な就職活動では、大学3年生・修士1年生の3月ごろに企業の採用情報公開やエントリーが始まり、大学4年生・修士2年生の6月ごろから面接などの選考が本格化します。ただし、これは一律の締切ではありません。ゲーム会社では、政府の就職・採用活動のルールとは別に、インターンシップ経由などで早く選考を進める企業もあります。

そのため、「3月になってから調べれば間に合う」と考えず、遅くとも大学3年生・修士1年生の夏までに志望企業の採用ページを確認するのがおすすめです。

職種別に異なるゲーム業界の準備時期

ゲーム業界の新卒就活では、職種によって準備に必要な時間が変わります。特に作品や技術の確認がある職種は、応募直前ではなく早めに準備を始めます。

職種 早めに準備したいもの 注意点
ゲームプランナー 企画書、ゲーム分析、自己PR 企画の面白さだけでなく、ターゲットや遊び方を説明できるようにする
ゲームプログラマー プログラム作品、GitHubなどの制作記録、技術試験対策 使用言語や応募条件を募集要項で確認する
2D・3Dデザイナー ポートフォリオ、デッサン、制作作品 提出形式、作品数、指定課題の有無を確認する
サウンド 楽曲や効果音などの作品集 ファイル形式や提出方法を企業ごとに確認する
営業・マーケティング・管理系 企業研究、業界研究、一般的な面接対策 ゲーム制作以外の事業や仕事内容も調べる

作品の内容や提出条件は企業ごとに異なります。募集要項に「作品不要」と書かれている職種でも、面接で制作経験や興味のあるゲームについて質問される可能性があるため、経験を説明できるように整理しておきましょう。

ゲーム業界の新卒就活で準備する順番

就活を始める時期が分からない場合は、次の順番で準備すると進めやすくなります。

  1. 希望職種を決める。 ゲームプランナー、プログラマー、デザイナーなど、興味のある仕事を複数比較します。
  2. 企業を幅広く調べる。 会社の規模だけでなく、制作タイトル、開発体制、対象プラットフォーム、勤務地を確認します。
  3. 応募条件を確認する。 学部・学科、必要な技術、作品提出、資格、勤務地などを募集要項で確認します。
  4. 作品や書類を準備する。 作品が必要な職種は、制作物だけでなく、自分の役割や工夫した点も説明できるようにします。
  5. インターンシップや説明会に参加する。 仕事内容や社風を知り、志望理由を具体化します。
  6. 本選考に応募する。 締切を一覧にして、エントリーシートや作品を計画的に提出します。
  7. 選考後に企業を比較する。 内定の有無だけでなく、仕事内容、勤務地、待遇、配属、研修内容などを確認します。

特に作品制作が必要な場合は、応募企業を決めてから作り始めると締切に間に合わないことがあります。大学3年生・修士1年生の夏ごろまでに、少なくとも制作途中の作品を用意しておくと、企業ごとの条件に合わせて調整しやすくなります。

ゲーム業界の就活は3月以降からでも間に合う?

3月以降からでも応募できる可能性はありますが、すべての企業に間に合うとは限りません。 早期選考や募集人数に達した職種では、3月より前に受付を終了している場合があります。

一方で、春以降に本選考を始める企業、追加募集を行う企業、夏以降も採用を続ける企業もあります。3月以降に就活を始める場合は、次の順番で確認してください。

  • 志望企業の新卒採用ページで応募受付中か確認する
  • 希望職種の募集が残っているか確認する
  • エントリー締切と作品提出締切を確認する
  • 選考方法と必要書類を確認する
  • 募集終了の場合は、追加募集や別職種の募集がないか確認する

募集情報が見つからないだけでは、採用がないとは判断できません。採用ページの掲載期間や募集状況は会社によって異なるため、公式の採用窓口や求人情報で確認できる内容を基準に判断しましょう。

ゲーム業界の新卒就活スケジュールを立てるポイント

就活の予定は、企業ごとの締切を一覧にして管理すると、応募漏れを防ぎやすくなります。

  • 企業名と希望職種
  • 説明会やインターンシップの日程
  • エントリー締切
  • エントリーシートの締切
  • 作品やポートフォリオの提出締切
  • 筆記試験・課題・面接の日程
  • 結果通知の予定日

締切日だけでなく、自分が提出する日も決めておきましょう。エントリーシートや作品は、提出前に内容を見直す時間が必要です。複数社に応募する場合は、企業ごとに志望理由や作品の説明を調整する時間も確保します。

ゲーム業界の新卒就活スケジュールで注意すること

ゲーム会社の採用日程は、同じ業界でも統一されていません。大手企業と中小企業、家庭用ゲーム会社とスマートフォン向けゲーム会社、制作職と営業・管理系職種では、募集時期が異なることがあります。

また、採用ページの情報が更新されることもあるため、一度確認した後も応募予定企業のページを定期的に確認してください。学校のキャリアセンター、企業説明会、就活イベントなどで得た情報も、最終的には企業の募集要項で条件を確かめる必要があります。

ゲーム業界の新卒就活では、大学3年生・修士1年生の夏までに職種研究と作品準備を始め、秋から冬にインターンシップや早期選考を確認し、冬から春に本選考へ備える流れが基本です。ただし、企業ごとに日程が違うため、最初に行うことは志望企業の採用ページで「職種・応募条件・締切・作品提出の有無」を確認することです。