ゲーム会社の会社説明会では、仕事内容や開発体制、入社後に期待されることを具体的に聞く質問がおすすめです。企業の公式サイトや説明会で説明された内容を繰り返すのではなく、「自分が働く場合のイメージを深める質問」を選びましょう。
ゲーム会社の会社説明会で聞きやすい質問
まずは、ゲームの企画から開発、運営までの流れが分かる質問をすると、会社の特徴を理解しやすくなります。
- 1本のゲームが企画されてからリリースされるまで、どのような流れで進みますか?
- ゲームの企画は、どの職種の社員が中心になって考えるのでしょうか?
- 入社後、若手社員がゲームの企画や改善提案に関わる機会はありますか?
- 開発中のゲームについて、職種間ではどのように情報共有していますか?
- 新規タイトルの開発と、既存タイトルの運営では、仕事の進め方にどのような違いがありますか?
ゲーム会社では、職種ごとに担当する業務が異なります。自分が興味を持っている職種に合わせて、質問を具体化することが大切です。
職種別に聞く質問の例
ゲームプランナー向けの質問
- プランナーは、企画書の作成以外にどのような業務を担当しますか?
- 企画が採用されるまでに、どのような点が評価されますか?
- プランナーは、仕様作成や進行管理、データ分析にも関わりますか?
- 入社前に身につけておくと役立つスキルや知識はありますか?
ゲームプログラマー向けの質問
- ゲームプログラマーは、どのような開発環境やツールを使っていますか?
- 担当業務は、入社後どのように決まりますか?
- プログラマーが企画や仕様について提案する機会はありますか?
- 選考時に、どのような作品や技術を見ていますか?
ゲームデザイナー・イラストレーター向けの質問
- キャラクターデザインや背景、UIなどの担当はどのように分かれていますか?
- デザインの方向性は、どのような工程で決定しますか?
- 制作物のフィードバックは、誰からどのように受けますか?
- ポートフォリオでは、作品のどの部分を重視していますか?
サウンドクリエイター向けの質問
- サウンド担当者は、企画や演出の段階から参加しますか?
- ゲーム内の音楽や効果音は、社内制作と外部委託でどのように分担していますか?
- 選考では、楽曲以外にどのような制作物を確認しますか?
入社後の働き方について聞く質問
仕事内容だけでなく、入社後にどのように成長できるかを確認する質問も役立ちます。ただし、「楽に成長できますか」のように聞くのではなく、研修や業務の進め方を具体的に尋ねましょう。
- 新入社員は、入社後にどのような研修を受けますか?
- 配属後は、先輩社員からどのようなサポートを受けられますか?
- 入社1年目の社員には、どの程度の仕事を任せていますか?
- 職種変更や、複数の職種を経験する機会はありますか?
- 社員の評価では、どのような点を重視していますか?
会社の雰囲気や開発体制を知る質問
ゲーム開発では複数の職種が協力して作業するため、チームの進め方を聞くと職場の雰囲気を判断しやすくなります。
- 1つのタイトルに、通常どのような職種のメンバーが関わりますか?
- チーム内で意見が分かれた場合、どのように決定しますか?
- 社員同士が相談や意見交換をする機会はありますか?
- 社員の方から見た、御社の開発チームの特徴を教えてください。
- 活躍している社員には、どのような共通点がありますか?
「社風はどのようなものですか?」だけでは回答が抽象的になりやすいため、実際の仕事の進め方や社員同士の関わり方に置き換えて聞くのがポイントです。
選考や応募作品について聞く質問
採用担当者が説明会に参加している場合は、選考で確認される内容を質問できます。募集要項や採用ページに記載されている情報を読んだうえで、さらに知りたい点を聞きましょう。
- 選考では、応募者のどのような経験や考え方を重視していますか?
- 作品提出がある場合、作品の完成度以外に確認している点はありますか?
- ポートフォリオや制作物について、説明する際に意識すべき点はありますか?
- 未経験の分野がある場合、入社までに学んでおくとよいことはありますか?
- 選考前に、仕事内容について確認しておくべきことはありますか?
「受かるために何をすればよいですか」と直接聞くよりも、企業が重視する能力や制作物の見方を尋ねるほうが、準備に活かしやすくなります。
説明会で特におすすめの質問3つ
質問をいくつも用意するのが難しい場合は、次の3つから選ぶとよいでしょう。
- 入社後、若手社員はどのような仕事を任されますか?
入社後の業務と成長のイメージを確認できます。 - ゲーム開発では、職種同士がどのように協力していますか?
開発体制やコミュニケーションの特徴を知る手がかりになります。 - 御社で活躍している社員には、どのような共通点がありますか?
企業が求める人物像を具体的に理解できます。
ただし、説明会の内容や自分の志望職種に合わせて質問を選んでください。質問数の多さよりも、説明を聞いたうえで考えた内容かどうかが重要です。
質問を考えるときの準備方法
説明会の前に、企業について調べた内容と、当日確認したい点を分けておくと質問しやすくなります。
- 公式サイトや採用情報で、事業内容、募集職種、仕事内容を確認する。
- すでに説明されている情報と、まだ分からない情報を分ける。
- 自分が知りたい内容を「仕事内容」「開発体制」「成長」「選考」に分類する。
- 各分類から1つずつ、具体的な質問を用意する。
- 回答を聞いた後に、必要なら「その理由を教えていただけますか」と追加で尋ねる。
質問は、会社の説明を聞いた後に内容を変えても問題ありません。説明の中で気になった言葉や、詳しく知りたい点をメモしておきましょう。
避けたほうがよい質問と聞き方
次のような質問は、説明会の場では意図が伝わりにくかったり、企業研究が不足していると受け取られたりする場合があります。
- 公式サイトや説明資料に書かれている内容を、そのまま聞く
- 「特にありません」と言って、最初から質問しない
- 給与や休暇などの条件だけを続けて質問する
- 「忙しいですか」「楽しいですか」のように、回答が広すぎる質問をする
- 他社との比較や否定を前提にして質問する
待遇や勤務条件は重要な確認事項ですが、説明会の目的や時間に合わせて、仕事内容に関する質問と偏りなく聞くとよいでしょう。条件の詳細は、募集要項や企業から案内された採用情報も確認してください。
質問するときの伝え方
質問は、最初に所属や名前を簡潔に伝え、何について聞きたいのかを明確にすると回答してもらいやすくなります。
たとえば、「大学でゲーム制作を学んでおり、プランナー職を志望しています。先ほど若手社員も企画に関わると伺いましたが、入社1年目では具体的にどのような業務を担当することが多いでしょうか」のように聞きます。
回答後は、「ありがとうございます。入社前に身につけておくとよい知識はありますか」と関連する質問を1つ加えることもできます。ただし、時間が限られている場合は、質問を長く続けすぎないようにしましょう。
ゲーム会社の会社説明会で聞く質問の決め方
ゲーム会社の会社説明会では、自分の志望職種に関係する仕事内容、開発チームの進め方、入社後に期待されることを優先して聞くと、企業選びと選考準備の両方に役立ちます。
説明会の前に公式情報を確認し、書かれていないことや、説明を聞いて詳しく知りたいことを2〜3個用意しておきましょう。質問できなかった場合も、回答内容をメモして、応募するかどうかや選考準備の判断材料にできます。







